※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
職務経歴書を出しても出しても、返ってくるのは不採用の通知ばかり。そんな経験はありませんか。私はリクルートエージェント経由で正社員への転職に15件応募し、すべて不採用でした。書類を直しても直しても結果が変わらないと、「自分の経歴そのものがダメなのかもしれない」とまで考えてしまいます。
私は40代の主婦で、非エンジニアからブログとAI副業を始めました。転職活動でも、当初は自己流で職務経歴書を作っていました。今の仕事の内容をそのまま並べただけの、いわゆる「作業日誌」のような書類です。当然のように書類選考で落ち続け、さすがに何かを変えなければと思い、AIを使って職務経歴書を整え直すことにしました。
この記事では、書類で落ち続けた私が、AIを使ってどう職務経歴書を見直したか、その手順を具体的に書きます。AIに丸投げすれば必ず通るというものではありません。実際、私自身まだ結果が大きく変わったとは言い切れません。それでも、AIを使ったことで「自分の経歴の見せ方」が変わったのは事実なので、その過程を共有します。
15件落ちて気づいた書類の弱点😞
15件連続で不採用が続いた頃、書類選考が通らない原因を見直した記事にも書きましたが、私の職務経歴書には大きな弱点がありました。それは「実績が数字や成果ではなく、業務内容の説明にとどまっていたこと」です。「〇〇業務を担当」「〇〇の対応をしていました」という書き方ばかりで、それによってどんな成果があったのか、どんな工夫をしたのかが一切書かれていませんでした。
採用担当者からすれば、業務内容の羅列だけでは、この人を採用したらどんな働きをしてくれるのかが想像できません。私は自分の経験を、ただ記録として並べていただけだったのだと、この時初めて気づきました。落ちるたびに「経歴自体が弱いのだろう」と自分を責めていましたが、実際には経歴の中身ではなく、それをどう伝えるかという書き方の問題だったのかもしれません。
もうひとつ気づいたのは、志望動機と職務経歴が噛み合っていなかったことです。応募先ごとに志望動機は多少変えていたつもりでしたが、職務経歴書の中身はほとんど同じもの使い回していました。読み手からすれば、「本当にうちの会社を志望しているのだろうか」と感じてもおかしくない書類だったと思います。落ち続けたのは、経歴の内容以前に、書類全体の一貫性が欠けていたことも大きな原因だったのだと、後になって整理できました。
AIで経歴を棚卸しする手順🔍

気づいたところで、いきなり良い書き方が思いつくわけではありません。実は、転職エージェントに登録する際、最初の職務経歴書はClaude Code(クロコ)に作ってもらっていました。それを提出したところ、担当者から「実績が具体的に伝わってこない」という趣旨の指摘を受けたのです。そこで私は、その指摘をヒントに、もう一度Claude CodeとChatGPTに相談しながら書き直すことにしました。手順は次のような流れでした。
- これまでの職歴・業務内容を、思い出せる範囲で時系列にすべて書き出す
- AIに「これらの業務の中で、成果や工夫が見えにくい部分を指摘してほしい」と依頼する
- 指摘された箇所について、具体的なエピソードや数字を自分の記憶から掘り起こす
- AIに整理された文章にしてもらい、自分の言葉で再度確認する
転職活動の準備をAIに丸投げした時のやりとりでも感じたことですが、AIは「何が足りないか」を客観的に指摘してくれる点がとても助かりました。自分では当たり前だと思っていた業務が、実は他の人から見ると立派な実績だったりすることに、AIとの対話を通じて気づかされました。
棚卸しで見つかった自分の実績
実際にやってみると、自分では「ただの決まった作業」だと思っていた仕事——決められた手順で、製品や品質に関わる書類を正確に作成・更新し続ける仕事——が、言い換えると立派な実績になることがわかりました。「複数の業務を並行して、ミスなく期限どおりに回していた」「正確さが求められる書類を任されていた」というように、”何をしていたか”ではなく”どう任されていたか・どんな正確さを保っていたか”に書き直したのです。数字にできるものは数字にし、できないものは具体的なエピソードとして書き直しました。
この作業を一人で進めようとすると、どうしても自分の経験を客観視できず、堂々巡りになりがちです。AIに「これは実績として書けますか」と一つひとつ聞いていく作業は、地道ですが、思っていた以上に発見が多いものでした。特に、家事や派遣の仕事の合間に何気なくこなしていた工夫が、実は評価されうるポイントだったと気づけたのは大きな収穫でした。
実績の言語化で意識したこと✍️
棚卸しをした後、実際に文章にする段階で意識したのは「業務内容」ではなく「結果と工夫」を主語にすることでした。「何をしたか」ではなく「どうなったか、どう考えて動いたか」を書くように直しました。
AIで転職準備を時短する方法で紹介しているようなプロンプトの型も参考にしながら、AIに「この経験を、成果が伝わる一文に書き換えてほしい」と繰り返し依頼しました。一度で満足のいく文章になることは少なく、何度もやりとりを重ねて少しずつ言葉を磨いていく作業でした。
盛りすぎない、という線引き
AIに書き換えてもらうと、時に実態より大げさな表現になることがあります。私はそこに違和感を覚えるたびに、「それは言い過ぎ」「そこまでの成果ではない」と自分でブレーキをかけるようにしていました。事実を誇張してしまうと、面接で深掘りされたときに答えられなくなります。AIの提案はあくまで叩き台として、最終的な言葉は自分の実感に合わせて調整することを心がけました。
特に「主体的に」「〇〇を実現」といった強い言葉は、AIが好んで使いがちだと感じました。実態としては指示を受けて進めた業務であっても、AIの手にかかると自発的に動いたかのような表現になることがあります。便利な言葉ほど、自分の実感とずれていないか一度立ち止まって確認するようにしています。
AI任せにしない最終チェック✅
ここまでAIの活用について書いてきましたが、最後に必ず自分の目で全体を読み直すようにしています。AIが作った文章は、時々事実と少しずれていたり、私が実際に使ったことのない言い回しが入っていたりすることがあるからです。
特に数字や固有名詞、資格名などは、AIの提案をそのまま信じず、必ず自分の記憶や記録と照らし合わせて確認しています。誤字脱字のチェックだけでなく、「これは本当に自分の言葉として言えるか」という視点で読み直すことが、AIに任せきりにしないための最後の砦だと感じています。
もうひとつ意識しているのは、声に出して読んでみることです。文章として整っていても、実際に自分が面接で話す言葉として不自然だと感じる部分は、その場で書き直します。書類は読まれるだけでなく、面接での会話の土台にもなります。AIが作った整った文章と、自分が実際に話せる言葉との間にズレがないかを、この工程で最終確認しています。
書類を自分で整えたうえで、プロの目でも見てもらいたいという方には、添削までサポートしてくれるエージェントもあります。私が使ったサービスではありませんが、調べた範囲で紹介しておきます。
あなたならこの道📮
職務経歴書の悩みは人によって違うと思います。最後に、状況別に私なりの考えを整理してみます。
- 業務内容の説明ばかりになっている自覚がある方:まずはAIに「成果が見えにくい部分」を指摘してもらうところから始めてみてください
- 自分の経験に自信が持てない方:当たり前だと思っている業務こそ、AIとの対話で棚卸しする価値があります
- 同じ書類を使い回している方:求人ごとに強調ポイントを変える調整を、少しずつでも取り入れてみてください
- AIの文章に頼りすぎることが不安な方:最後は必ず自分の言葉で読み直すというルールを決めておくと安心です
- 面接に苦手意識がある方:書類を声に出して読み直す工程を挟むと、話す言葉としての自然さも同時に確認できます
15件落ちた経験は今でも簡単には消化しきれませんが、AIを使って書類を見直したことで、少なくとも「自分の経験の見せ方」は変わったと感じています。まだ結果が大きく変わったとは断言できませんが、以前の自分よりは納得のいく書類を出せるようになったという実感はあります。同じように書類で悩んでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。


コメント